2013年07月28日

刑務官の厳しい現実

処遇困難者と対峙する職員の苦労
   

http://desktop2ch.tv/koumu/1368243900/ より


処遇困難者を担当する職員の苦労は並大抵のものではありません。そのストレスから病気になる職員もいます。そういう厳しい現実に日々立ち向かっている職員には本当に頭が下がります。そういう職員が正当に評価されているのか、施設による勤務の質に大きな隔たりがありはしないかという事は大きな問題です。


「衛生夫が初めて語った! 東京拘置所「死刑囚」30人それぞれの独居房」 ← ブログ「三日坊主日記」

http://blog.goo.ne.jp/a1214/e/1f1699d636c0ba55ff78c2178bced3e7


困難な職場だからこそ達成感は倍増

http://mondai-kaimei2011.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28-2
    

posted by 内憂外患 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

人の上に立つ者の責務

 

「刑政」2013年7月号 巻頭言


人材育成に思う

                              
                                 名古屋矯正管区長 有村正弘

本年度をもって事実上終結となった国家公務員の新規採用抑制施策は、平成21年度の採用実績と比較して、23年度は37%、24年度は26%を削減するという厳しい内容のものであったが、「採用職場に定着せずに短期間で離職した者の補充は抑制しない」とする例外規定が設けられていた。


私は、この例外規定が我々の職場に少なからず傷跡を残したのではないかとの懸念を抱いている。矯正は特殊な職場環境であるがゆえに、採用から数日の間に退職を申し出る者は珍しくないところ、本例外規定は、そうした実情を踏まえて設けられたものと仄聞(そくぶん)しているが、明らかに適正に欠ける職員は早々に辞めた方が、本人は当然のこと、組織にとっても好都合であって、効率的でもある。しかし、後任補充にも影響を与えないからとして、早い段階で向き不向きを判断しようとの考えにとらわれ過ぎると、いわば“金の卵”の存在に気付けなくなる可能性がある。

矯正職員は、人を処遇して更正に導くという極めて専門性の高い業務を遂行するのであり、「手本を見せる、褒める、叱る」といった手間隙(ひま)を惜しんでは、処遇現場の第一線を支えるような優秀な職員は育たないのである。採用後、短期間で辞める職員の補充は抑制されないのだから、適性のない(と思われる)新採用職員は早々に辞めてもらった方がよいという考えは、ややもすれば「育成のために流す汗を惜しむ」という風潮にすり替わってしまうのではなかろうか。

矯正は人が全ての組織であり、矯正には後進育成のために流す汗を惜しまない」という尊ぶべき伝統が築き上げられていると信じて疑わない。この伝統を実直に維持し続けることが、不祥事防止対策にもつながっていくと思われる。



                                (抜粋、一部改行・ハイライト表示)
posted by 内憂外患 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

職員の不祥事

6日、府中刑務所の刑務官が覚せい剤を所持していたとして逮捕されました。その刑務官は、何と!! 受刑者の要求に応えて覚せい剤を渡していたといいます。おそらく、受刑者に弱みを握られてどうしようもなく言いなりになったのだろうと思います。

  

同様の事例は過去にも起きています。起きるたびに各刑務所では事故事例として全職員に注意を促します。職員研修も行われます。しかし、同じ事例が後を絶ちません。これは警察官も同じです。まさに、「泥棒を捕まえてみれば警察官」です。教師の不祥事も含めて、いったいどうして公務員の不祥事が後を絶たないのかと思います。口あんぐりです。


 

全国刑務所、一斉に受刑者と刑務官の所持品検査

20133121529  読売新聞


NHK NEWSWEB 
2013.3.8

K10030632611_1303082110_1303082125_01.jpg
     

posted by 内憂外患 at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

「刑政」巻頭言

年頭の御挨拶  期 待


法務省矯正局長 三浦 守



矯正は、言うまでもなく、被収容者を適正・確実に収容するとともに、その改善更生と社会復帰に資する処遇を行う組織です。昨年は、この二つのことを改めて銘記させる二つの出来事がありました。

一つは、1月の広島刑務所の逃走事故です。治安の最後の扉である刑務所において、重大犯罪の受刑者の逃走を許したことは、極めて残念なことであり、地元の住民の方々にはもとより、多くの国民の皆様に多大な不安を与えたことを誠に申し訳なく思います。


これを契機に、すべての矯正施設において、施設や設備の点検・整備、事故発生に備えた体制の整備、職員の意識の喚起など、様々な対応がとられました。今後とも、逃走事故の絶無を期し、すべての施設で努力する必要がありますが、何よりも、すべての職員が、無事故の状態に慣れてしまうことなく、常に保安の意識を新しく持ち続けることが必要です。

  
もう一つは、7月の犯罪対策閣僚会議による「再犯防止に向けた総合対策」の策定です。これは、再発防止対策を「世界一安全な国、日本」復活の礎と位置づけ、長期にわたり広範な取組を社会全体の理解の下で継続するという観点から、総合的かつ体系的な再犯防止対策として構築されたものです。
  

そこでは、対象者の特性に応じた指導及び支援を強化することや、社会における居場所と出番を作ること等を重点対策とし、出所・出院の後2年間に刑務所等に再入所する者の割合を今後10年間で20%以上減少させるという数値目標が掲げられました。
  

矯正としても、この総合対策に沿って、関係機関や地域との連携を強化しながら、被収容者に対する処遇や社会復帰支援の更なる充実に努めなければなりません。そのためには、やはり各施設において、統一した意識の下ですべての職員や部課が連携・協力する体制を構築することが重要です。


24時間勤務体制の下で行われている矯正の姿は、なかなか人の眼に届きにくいものですが、国民は、矯正に注目し、強い期待をしています。 

(2013年1月号より抜粋)

            

posted by 内憂外患 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

刑務官に課せられる仕事

森達也「死刑」・その2

http://d.hatena.ne.jp/kingfish/20080206 より(抜粋)


 「刑務官に課せられる仕事は、いつ執行命令が来ても執行できるようにしておくことです。要するに自殺させないこと、病気にさせないこと、狂わせないこと。だから毎日死刑囚たちと顔を突き合わせて、……寝顔だって見ますから。当たり前だけど、執行の指令をする幹部たちとは意識が違います。ほとんどの死刑囚は最初は気持ちが荒んでいますから、時には慰めたり、叱りもするし、騙したり騙されたり、そんなことの繰り返しで、刑務官と死刑囚との人間関係が醸成されていくわけです。親族や家族に近い感情が芽生えます」
(略)
「……実際に彼らと日々を一緒に過ごす私たちとしては、……肌で感じるんです」(略)

「……罪を憎んで人を憎まずということです」

(略)
[生きるに値しないと思った死刑囚はいたか]
「いませんよ。ただ、[薬物中毒等で]社会に返せないなっていうのはいました」

(略)

 「死刑囚は執行の際に即死しますか」
   「私は即死していると思います」

 「でも三十分間吊るされるんですよね」

 「心臓が強い人は生きていますから。でも意識はないと思います」

 「苦しんではいないですか」

 「……苦しんでいないと、思います」

 一瞬の間をおいてから、坂本はそう答えた。

(略)

[吊るされてからの経過]

まず重い石を落としたのと一緒で、バウンドが凄い。揺れます。だから下で待っていた刑務官はこれを抑えます。次に筋肉に硬直がきますよね。身体中が震えます。これを抑えるのも刑務官です」



posted by 内憂外患 at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。